デザインなんて、どうでも良くない?

普段着ている服にはそこまで「こだわり」はないんですが、自分の制作物の「デザイン」とか「方向性」って、作ったり壊したりしながら、長い時間を掛けて悩むんです。

でも、それをやってると大抵の場合、「一旦、デザインなんて、どうでも良くない?」とか「拘らず作っておいて、あとから修正すれば良いよ」って、言われることが多いので、その時は「そうだね」って思って従うんです。

でも、いつも後悔するんですよね…。

僕は完璧なものを作ろうとしているんじゃなくて、初速のゆっくりな内に、自分の中でこれだったら「気持ち悪くない」みたいなレベルのところまで持って行きたいだけなんです。

ただ、そのハードルがちょっとだけ高いのと、少し右往左往しながら、時には壊してやり直したりしたいので時間が掛かるんです。

でも、その右往左往する工程を挟まないと、いつか高速で走ってる途中で方向性がブレて壁に激突する。

すると、ゴールまで走り切ることができなくなってしまうんです。

きっとあの「気持ち悪い」感覚は、コースを走り切るための「道路整備」が頭の中でできていない状態なんだと思います。

だから、スタートしてから本格的に走り出すまでが非常にゆっくりなのは本当に申し訳ないと思いつつ、周りに迷惑を掛けることにはなるけれど、「許してほしい」って思っちゃうんですよね。

このブログを立ち上げるとき、「一旦作ってみて、後から方向性を修正しよう」という感じで初めてしまったので、何らかの修正を打たない限り、このまま走り切ることはできないだろうなと確信しています。

走りながら方向性を修正することも可能なのかも知れないけど、苦手なんですよね…。

ぶっ壊したくなる衝動を抑えながら書いています。

やはり、何か始める前に、自分より先にロードローラーを走らせて置く必要があったんですよね…。

そうやって、人の意見に流されるのは、自分に自信がないからなんでしょうね…。

でも、最終的に、自分でやるなら自分のやり方が正解だってわかっているんだから、どんな時も人の意見に流されずに毅然としていればいいのに。

ブログや制作物に限らず、人生も、挑戦と失敗を繰り返しながら、自分だけの成功ルールを身体で覚えて行くしかないのでしょうか。